最近では減りましたが、わたしが子供の頃は、路上で占いの看板を掲げた若干怪しげな女性が小さな机一つで商売をしている姿が見かけられました。
そんな姿をチラチラ見てきた私は占いは怪しさ満点のイメージしかなく、都合の良い時しか信じないようにしてきたので、朝の星占いや雑誌の占い等も「へーそうなの」とさらりと流すことが多かったのです。
でも、ある日行きつけのアクセサリー屋さんのおじさんの占いに出会ってからは一転しました。
というのも、私がまだ妊娠初期の時に妊娠していること、更にまだ分かっていなかった性別を当て「こんな性格の子になるよ」と助言をされたんです。
その時は「またまたー当てずっぽうで当たればすごいね!」くらいにしか考えてなかったんですが、一人目を産む前に「次はちょうどきっかり四年差で娘さんが生まれるね、こんな性格の子で美人だね」と言われ実際きっかり四年差で二重のぱっちりしたやんちゃな娘誕生…一人目も予言通りの男の子が生まれました。
その後もまだ何も言ってないのに「 近々検査で大きな病気が引っ掛かるけど何もなく終わるよ、安心してねー…あ、でも検査代は貯めておいた方がいいよ」と言われたら半年後に血液検査で癌疑惑が。
検査には何万もかかりましたが結局何にも見つからず健康と証明されただけでした。
些細な事もよく当たるので、おじさんに出会ってからは占いも当たるものなのだなぁと見る目が変わりました。
自分も出来るようになれたら良いなぁとおじさんに笑いながら話したところ「貴方才能あるからこっちに呼びたいけどお化け関係まるでだめでしょ?見えるようになっちゃうよ」と真顔で言われそっこう諦めました。
不思議な世界は軽はずみに首を突っ込んではいけないものなのでしょうね。
占ってもらう側でこれからもいようと思います。